丹波だから、矢野電機だからこそ。感謝から始まる好循環が何よりのモチベーション
矢野電機には、何より「お客様との距離が近い」環境があります。新築住宅の配電工事など、馴染みの工務店さんから依頼をいただくことも多いのですが、これまでの長いお付き合いの中で、単に発注する側、受注する側といった枠を超えた、深い信頼関係の元で仕事を進めることができています。それだけでなく、一般のお客様からのご依頼でお伺いすると「本当に助かった、ありがとう」と、直接感謝のお言葉をいただくことも多々あります。広くて、でも人との距離は近い、丹波市の豊かでのんびりとした気候が風土がそうさせる部分もあるのかもしれませんが、毎日いろいろな人・仕事と出会う機会があり、そしてその中で一所懸命に仕事をしてお褒めの言葉をいただく、だからますます、どんな仕事にも熱が入る、という好循環が生まれている気がします。
矢野電機だからこそ、実感できるやりがい
人それぞれ違うのかもしれませんが、私にとってのやりがいは「お客様に感謝していただけること」。
電気設備の仕事というのはライフラインに直結するものですから、ひとたび問題が起こると迅速な解決が求められます。例えば台風で送電線が切れた時を考えると、一般家庭では「エアコンや電気が点かない」、工場やオフィスでは「機械やPCが止まって仕事ができない」といったトラブルに発展します。快適で安定した毎日には欠かせないのが電気です。私たちもお客様からご連絡があればすぐに現場に急行し、いち早い復旧を図りますが、そうして問題が解決した時にいただける感謝のお言葉に、何よりのやりがいを感じます。
トラブルを引き起こしている原因は状況により様々です。現場にお伺いして細部に至るまで確認して、始めてその原因がつかめるものですから、気が抜けない作業が続きます。だからこそ電気がパッと付いて、お客様にも笑顔が戻る。そんな時にかけていただくお言葉は、電気のプロとしてかけがいのないものだと思います。
1人で黙々と、時にチームの結束力で仕事をおさめる
矢野電機の場合は1人で動く現場が多く、設計図に従って黙々と配線作業や機器の設置を進めていきますが、現場の状況や納期、設置する機器によってはチームで動く仕事もあります。
例えば、新築住宅の配線工事を考えると、全ての部屋の配線を行うために手間も工期もかかります。こうした現場では大工さんや設備屋さん、内装業者さんなど様々な職人さんが連携しながら、工期内で作業を収められる様に調整していて、我々が電気工事を行った後は、内装業者さんが壁紙や床の工事を行ったりと後に控える工事も多いため、複数人で作業を分担しながらなるべく迅速に作業を進める様に心がけています。
また、工場でのキュービクルの設置などになると、使用する配線も一般家庭のそれとは違い、太くて重たいケーブルを用います。1人で持ち運んで作業をするのはとても難しいため、こうした時でもチームで連携を組みますし、重機で穴を掘る場合、外灯を設置する場合などもチームで作業を行います。
電気はひとたび扱い方を間違えれば大きな事故に繋がりかねないため、互いが息を合わせて作業することも重要です。そのためにも、会社のスタッフとはよく交流する機会を持っています。仕事の後に一緒に食事をすることもありますし。小さな会社ですから、社長と従業員という関係ではなく、同じ人として、同じ立場で目線を合わせて過ごせる様に心がけています。
これからの矢野電機、その展望
今まで培ってきた矢野電機という会社、そしてご贔屓にしていただいているお客様と、これから出会うお客様。これまで大切にしてきた「電気のことなら、なんでもお任せ」というポリシーを元に、もっと多くの方に、もっと便利で快適、融通の効くサービスをご提供するためにも、組織力を強化していきたいと思っています。
今は、私自ら現場で作業をすることも多いのですが、ゆくゆくは社長業に専念し、従業員がもっと輝ける仕事をつくったり、仕事の幅を広げるために新たな資格を取得するなど矢野電機の柱をより太く、固くしていくことに注力していきたいと考えています。それと同時に、住宅部門と産業部門と2部門体制を確立させて、従業員がそれぞれの環境で最大限腕を磨ける様な未来をつくっていきたいと思います。
矢野電機の仕事に興味をお持ちの方には、今後も発展を続けていく弊社を一緒に盛り上げていく、そんな気持ちで門を叩いてもらいたいと思います。
皆様へのメッセージ
お客様に感謝されて、それを自分のモチベーションにして、良い仕事をする。といったことを仕事の楽しみにしてほしいと思っています。